10月23日(金)
出産予定日前日。
東京の姉が友人の結婚式の為に子供を連れて帰省。
ももは夜に寝苦しそうに「くぅ・・くぅ・・・」と言って
なかなか寝れないでいたようす。
10月24日(土)
朝の体温36.8℃
少し下がりはじめたよう・・・
姉は結婚式の為10時半頃外出。
子供達は実家の父&母&兄と伯母と一緒に
淡路へ遊びに11時頃外出
この日は前日に姉が誕生日だったので夜にお祝いする予定でした。
一応ももの出産が始まるのなら晩御飯は姉達に適当に
外食するなりしてもらうつもりでした。
お昼頃に買い物に出かける為体温測定
37.1℃・・・・
うーん、イマイチ下がりが悪いような・・・・
とりあえず大丈夫だろうと買い物に出かける事にしました。
帰宅して2時頃体温測定
37.0℃・・・・
はなたろぅママに状況を連絡。
「通常ならもっと体温が下がるはず」と・・・
なのでまだ様子を見る事に。
何度も体温測定するけど37℃付近を行ったりきたり・・・
今夜の出産はないだろうと思い
夕飯の支度をしました。
途中何度かうん○にトイレにきますがちょろっとずつしか出ません。
一度体温を測るのにしっぽを持ち上げると落ちずに付いていました。
19時頃姉も淡路へ遊びに行っていた子供達も帰宅したので
夕飯で姉の誕生日をお祝い。
子供達が姉にホットケーキを作ってあげるというので
手伝いながらもももの様子を見ていました。
夕食の途中で姉が
「もものお腹はってるよ」と・・・
今までとお腹の硬さを比べてみてと言われたので触ると
昨日までとは違ってカチカチでした。
きっとこの時にはお腹が張って
弱い陣痛が始まっていたのかもしれません。
ちょっと落ち着きなさそうだったので
9時半頃にももを散歩に連れて出ました。
家の裏の通りを歩いていつものようにマーキング
一度うん○スタイルになったので
しっぽに付かないように持ち上げましたが出ないようです。
が・・・何か手に冷たいものが・・・・
おりものが出ていたようです。
その後近くの広場へ行きましたが
いつもと様子が違い落ち着きなくあちこちウロウロします。
少しももの好きにさせていました。
そうすると家の方に戻ろうとします。
家の裏の通りまでくると歩くスピードもUP。
これは何かおかしいと思い急いで帰宅。
帰宅後すぐに開いていた押入れに入ってしまったので
急いで産箱に移動しました。
子供達には部屋から出ないように・寝るように伝えました。
カーテンを閉めてもも1匹にしてみました。
すぐにはなたろぅママへ連絡し様子を伝えました。
「もっと体温が下がるはず」
「ホリホリしたり息遣いが荒くなるはず」と・・・・
ももはただじっとしているだけでした。
ももの妊娠が分かってからは出産の兆候や手順を
ネットや本で勉強しました。
そこには・・・・・
☆体温が急に下がり徐々に上がり始める。
☆頻繁にトイレに行く。
☆食事を食べなくなる
と書いてありました。
が・・・どれもあてはまりません。
病院では体温は参考にならないけど
出産前は食事を食べなくなると言われていました。
なので食べなかったら連絡下さいと言われていましたが
ももは朝も夜も残すことなく完食していました。
体温もたぶん夜中にぐっと下がっていて
朝から徐々に上がっている状態だったのかも知れません。
上記で当てはまるのは唯一トイレだけです。
今、その時の様子を考えるといつもと家の中の状況が違う。
だから一般的な症状が出なかったんだと思います。
なんとなく出産が近いと感じたので焦りながら準備をしました。
その様子を見ていた兄が
(まだ父も母も実家に帰っていませんでした)
「まだ1日ぐらい先やろ・・・・」と・・・
落ち着きなくアタフタしている私にそう言いました。
が・・・・そんな事わからないし
急に始まってしまうと準備が間に合わないので無視しました。
内心「早く帰れよ・・・・・」と思っていました。
少ししてから産箱を覗くとももの足が濡れているように見えました。
イトコの姉に確認してもらいましたが「わからない・・・」と。
こじろぅを抱っこしてしたのでイトコの姉にこじろぅを渡して
産箱を覗き・・・・ももの足を上げてみると・・・・
なんと・・・出産が始まっていました。
急いではなたろぅママに連絡しました。
そこで念のため出産後の手順を確認しました。
どう頑張っても大阪から1時間半はかかります。
なので第1子は私が取上げなければいけません。
急いではさみと糸を用意しました。
そして病院からはご飯を食べなかったら出産が始まるので
診察時間外に出産が始まるようなら連絡するように言われていました。
急に始まったお産だったので遅い時間でしたが
留守番電話にももの出産が始まった事を連絡しました。
伝言を残しておくと後で先生から連絡を頂けます。
実家の父&母&兄にはさっさと帰るように伝えました。
その時の私はかなり冷たい娘でした。
次にももを確認するともう第1子が完全に出ていました。
急いで膜を破り息をさせなければとあせってしまいました。
膜を破ってあげると口をパクパクさせていました。
第1子をタオルで包みこすって羊水を出す為に振りました・・・
が・・・・上手く出来ません・・・・
なぜかと言うと・・・手順間違えてたんです。
まだ胎盤と繋がったまま・・・・
その事に気が付いたときには血の気がひきました・・・・
色々なブログで出産の様子を見た中に
お腹を引っ張ってしまい腸が出てしまったと言うのを
見た事があったからです。
もしかしたら強く引っ張ってしまったかもしれない・・・・
でも今更そんな事を考えても仕方ないので
急いで糸でへその緒を結びハサミで切りました。
手が震えて糸がなかなか結べませんでした。
そしてタオルでゴシゴシ続けると「みゃ〜〜」となきました。
その瞬間ホットしたのと感動とで涙が出そうに・・・・
24日22:49第1子長女146グラムで誕生。
一度ないただけでその後まったくなかないので
心配になり運転中にもかかわらずはなたろぅママへ連絡。
羊水を吸って出してあげるように言われたので
イトコの姉に指示して吸ってもらいました。
そうしたら元気に泣きだしました。
そうしているうちにももが胎盤食べてた・・・・
胎盤は食べさせないほうがいいので急いで取上げました。
ももに第1子を渡すとペロペロと舐めだしました。
まだ次の出産までは時間があるだろうと思い
ももの様子をじっと見る事にしました。
そうしていると留守番電話を聞いた先生から連絡を頂けました。
第1子が誕生した事を報告し
このまま残りの2匹が無事に産まれたら
翌日の診察時間内に連絡を下さい。
もしなんらか問題があればすぐにまた連絡を下さいと言われました。
途中、第1子の体重を測っていない事を思い出し
体重測定をしました。
そしたら急いでももが第1子を探しに産箱から出ていました。
なのでももに「ごめんね」って言って返しました。
ももの様子を見ているとじっと下を向いて陣痛に耐えていました。
一度、もどしそうにしていたので背中をさすってあげると
夜に食べたものと先ほど食べた胎盤を吐きました。
そうしていると24時前・・・・
はなたろぅママが来てくれました。
そして第1子の誕生の時の話しをしてももを見てもらいました。
そうしたらもう第2子の出産が始まりました。
はなたろぅママにお任せして横で待機。
第2子がなんと・・・おしりから出てきました。
はなたろぅママがもものいきみに合わせて引っ張りだしてくれました。
25日0:14第2子次女150グラムで誕生
急いで膜を破りへその緒を糸でしばり切ります。
この時も手が震えて上手に結べませんでした。
タオルでゴシゴシして羊水も吸ってもらいました。
なにからなにまで全て産婆さんのはなたろぅママにお任せしました。
生まれたばかりの子はお湯で洗ってあげないと
ダメと言われていたのですが
どのタイミングで洗えばいいか分からなかったので
第1子はそのままももに渡していました。
なのではなたろぅママにお願いして第1子から産湯に入れる事に。
ここで問題発生・・・・
ももに私が第2子のお腹から血が出てる・・・・
そうです・・・・
私がきちんとへその緒を結べていなかったので出血していました。
急いでもう一度糸で縛りなおしました。
血で汚れているので先に第2子を産湯へ・・・・
産湯に入れた後は乾かす為にタオルでゴシゴシ
そうするとまたももがいきみだしています。
第3子の出産が始まりました。
どうやら大きい子のようでなかなか出てきません。
少し出てきたと思ったらまた引っ込み・・・
それを何度か繰り返していました。
介助しやすいようにももを横たわらせ足を上げて見やすくしました。
何度目かのいきみで手で持てるぐらい出てきたので
はなたろぅママに引き出してもらいました。
25日0:27第3子長男153グラムで誕生
膜を破りへその緒を縛ろうとしたのですが
胎盤が出てこず手前に第3子を移動できない
様子を見ましたが出てこないので
短い状況でしたがそのまま結ぶ事に・・・
私はまた手が震えて上手く結べないので
はなたろぅママに結んでもらいました。
タオルでゴシゴシして汚れも取ってももに渡しました。
第1子・3子を産湯に入れてあげたかったのですが
なかなかももから離せない感じだったので諦める事に。
第3子の胎盤がなかなか出てこず・・・・
少し様子を見て待っていたのですが出てくる気配もないし
夜も遅くなったし(と言うか夜中)なので
こじろぅが興奮して泣きどおしているので
落ち着かせるためにも部屋の電気を消して
布団を敷いて寝る準備をしました。
もものお産の間ずっと泣きどおしでイトコの姉が抱っこしていました。
一度散歩に連れて出て行ってくれたのですが
まったく前に進まずに家に戻ろうとしたそうです。
ももの出産が終わってからはかわいそうだけど
こじろぅはリードに繋いでメイプルはケージに入ってもらいました。
3時過ぎにはまだまだ胎盤は出そうにない感じなので
様子を見つつ仮眠する事にしました。
ももが気になるしこじろぅはうるさいしで休んだ気がまったくせず・・・
朝を迎えました。
朝、ももを確認したら耳と顔に胎盤のクズらしきものが付いていました。
産箱に敷いているタオルにもベビーちゃん’sにも付いていたので
胎盤が少しは出たのだと思いますが
全部出たかどうかは分からないので病院へ行く事に。
大きめのキャリーにもも&ベビーちゃん’sを入れて
はなたろぅママの車で病院へ連れて行ってもらいました。
外の空気に触れると気分も変わると思ったので
キャリーの入り口を開けると顔を出して来ました。
家を出て車に行くまで散歩がてら地面に降ろしました。
喜んでキャリーから出ましたがすぐにキャリーへ戻りました。
外は大好きで出たいけどベビーちゃん’sが気になるようです。
病院へ付いて看護師さんに無事出産を伝えました。
先生を待っている間にキャリーの中を見ると
タオルに胎盤が少し付いていました。
よく見るとちょうと胎盤が出てきているところでした。
そうしていると先生が出てこられて診察して頂きました。
ちょうど出てきていたところなので引っ張って出して頂きました。
これで一安心です。
ベビーちゃん’sも先生に順番に見て頂きました。
吸い付く力も強いので大丈夫とお墨付きを頂きました。
先生が1匹づつ見ている間
ももはずっと泣きながら先生にベビーちゃん返してと立ち上がっていました。
その様子を見て「ちゃんとおかあさんしてますね。安心です」と。
ベビーちゃん’sを見て頂きながら出産の様子も報告し
いきなり始まったお産でしたが無事に3匹産まれてきて
よかったですねと言って頂きました。
先生も心配で夜なかなか寝れなかったそうです。
こうやって先生も待機して頂いていたので心強かったです。
今後の成長の過程で何も問題がなければ
生後50・60日ぐらいの1回目のワクチンまでは
連れてこなくてもよいと言われました。
何か心配な事があればすぐに連れてくるように。
そして診察時間外でもなにかあればすぐに電話して下さいと・・・・
以前、マールが通っていた病院は診察時間外は
まったく見てくれないところだったので
今回ももの出産に合わせて病院を変えたのはとてもよかった事だと思います。
家ではももとベビーちゃん’sを病院へ連れて行っている間に
汚れた産箱の中のタオルを変えてもらっていました。
帰ってすぐに産箱へ戻してあげるとベビーちゃん’sを
一生懸命かかえてお世話をしてしっかりお母さんしていました。
こじろぅはやっぱり落ち着きないのでどうしようか相談した結果
はなたろぅママが当分の間預かってくれる事になりました。
一度ももと目があった時にすっごい勢いで吠えたのです。
このまま毎日過ごすにはお互いのストレスを考えるとよくない事。
そしてベビーちゃん’sの為にもよくないので
こじろぅには我慢してもらうことにしました。
きっと家にいるよりもこじろぅにとっていいと思います。
朝ご飯ももりもり食べて足りないようなのでおかわりもしました。
お昼前にももも落ち着いて来たので
はなたろぅママはこじろぅを連れて帰りました。
はなたろぅママが来てくれなかったら
無事に第2・3子を取上げられたかわかりません。
ホントにありがとうございました。
お昼過ぎに姉達も東京に帰り家の中も落ち着いたので
私とイトコの姉も少し休む事にしました。
途中ちょこちょことももの様子を見ていましたが
何も問題がないようでしっかりとベビーちゃん’sのお世話をしていました。
こうしてももの出産を終えました。
何度も書いていますが私が勉強していた出産の過程とはまったく違い
急に始まってしまったお産でオロオロ・アタフタしてしまい
何がなんだかわからない状態になってしまった私でした。
でも、こうやって無事に元気に3ベビー産まれてよかったです。
これから忙しく大変な日々になりますが
これもとてもシアワセな日々です。
まだまだ新米ママ&飼い主ですが頑張って
3ベビーを育てたいと思います。
記憶が鮮明なうちに覚えている事を書き止めました。
訳のわからない文章や表現になっているところもあるとおもいます。
ですがももの出産の記録として残しておきます。
ご心配、そしてお祝いを下さったみなさま
ありがとうございました。